仕事を楽にするの基本

SquareとSTORES決済はどっち?個人店向けに料金・端末・入金を比較

小さな店舗向けにSquareとSTORES決済の月額、決済手数料、端末代、入金日、契約期間を比較し、月商別の選び方を解説します。

SquareとSTORES決済は、どちらも月額0円から始められますが、初期端末を安く持ちたい店と、月額を払ってカード手数料を下げたい店では候補が変わります。最小の手数料率だけで決めず、月のキャッシュレス売上、カード以外の割合、必要端末、入金日、契約期間を12か月分で比べましょう。

この記事でわかること

  • 低い初期費用と月額0円を優先するならSquareを検討しやすい
  • STORESの各機能をまとめ、カード売上が多い店はスタンダードも候補
  • 月50万円の主要カード決済では2.50%と2.48%の差は月100円
  • 入金方法、端末、年契約を含む初年度総額で選ぶ

最初に結論:3つの店の状況で分ける

Squareは初期費用・月額固定費0円からで、対応スマートフォンだけのタッチ決済や、税込4,980円のSquare リーダーを選べます。STORES 決済のフリーは月額0円で、決済端末は税込27,720円です。スタンダードは年契約で月額3,300円、条件を満たす1台目の端末は無料貸与と案内されています。

端末価格だけの比較では受けられる決済が同じとは限りません。ICカード差し込み、電子マネー、QRコード、紙レシート、POS連携を店の必須条件に分けてください。

  • まず小さく試す:Squareの対応スマートフォンまたは4,980円のリーダーを検討
  • 固定費なしで幅広い決済を受ける:STORES 決済フリーも比較
  • 主要カードの月額が約66万円を超える:STORESスタンダードの損益分岐を計算
  • STORESのPOS・予約・ネットショップも使う:機能をまとめる効果まで確認

月額と主要カード手数料を同じ売上で比べる

Squareは、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件を満たす日本の中小事業者について、主要カードの対面決済手数料を2.5%と案内しています。STORES 決済は、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の場合、フリーの主要カードが2.48%、年契約のスタンダードはVisa・Mastercardが1.98%、JCBなどが2.38%です。条件外では別料率になるため、申込み前に自店の条件を確認します。

主要カードだけで月50万円を決済する単純な例では、Squareが月12,500円、STORESフリーが月12,400円です。差は月100円なので、端末代や入金方法の差の方が大きくなります。STORESスタンダードで全額が1.98%なら手数料9,900円に月額3,300円を足して13,200円となり、この条件ではフリーより高くなります。

月100万円なら、Squareは25,000円、STORESフリーは24,800円、STORESスタンダードは1.98%対象分だけなら19,800円+月額3,300円=23,100円です。実際にはJCB、電子マネー、QRコードの料率が異なるため、売上内訳ごとに計算します。

STORESスタンダードの目安は月約66万円

STORESのVisa・Mastercardについて、フリー2.48%とスタンダード1.98%の差は0.5ポイントです。年契約の月額3,300円を0.005で割ると、月66万円が月額分を回収する単純な目安になります。月66万円を毎月安定して超えるか、JCBなど他ブランドの売上を含めても得かを12か月で確認します。

スタンダードの年契約は途中解約後も契約期間中の返金がなく、1台目の端末は購入ではなく貸与で、解約時に返却が必要です。月額契約は税込3,960円で端末購入が必要と案内されています。開業直後の予測だけで年契約を決めず、売上が少ない場合も計算してください。

端末代と会計方法を比べる

Square リーダーとSTORES端末は価格も使い方も違います。Square リーダーは対応するスマートフォンやタブレットと接続して使い、紙レシートが必要ならプリンターを追加します。STORESの新しい端末は単体で会計するモードとアプリ連携モードがあります。既存のPOS、商品登録、返品、割引、レシートの流れを店頭で再現して選びます。

  • Square:対応スマートフォンのタッチ決済なら追加端末なしで開始可能
  • Square リーダー:税込4,980円。タッチ決済とICカード差し込みに対応
  • Square ターミナル:税込39,980円。決済受付とレシート印刷を1台で行える
  • STORESフリー:決済端末は税込27,720円
  • STORESスタンダード:年契約・条件を満たす1台目は無料貸与、解約時返却

入金日と振込手数料を比べる

Squareは、みずほ銀行または三井住友銀行なら通常は翌営業日、その他の国内金融機関は毎週金曜日の入金が基本で、通常の振込手数料はSquareが負担します。家賃や仕入れの支払日が近い店は、登録口座による違いを確認します。

STORES 決済の手動入金は、売上翌日の朝から振込依頼ができ、依頼後1〜2営業日で入金されます。入金額10万円未満は振込手数料200円、10万円以上は無料です。自動入金は月末締め翌月20日で、入金額に関係なく無料です。資金を早く受け取るか、手作業と手数料を減らすかで設定が変わります。

14日で申込み候補を1つへ絞る

1

直近30日の決済内訳を出す

カードブランド、電子マネー、QRコード別に月額を出し、未導入なら30%・50%・70%の3通りで試算します。

2

必須の会計方法を3つ決める

IC差し込み、タッチ決済、QR、紙レシート、POS連携から、なくて困るものだけを選びます。

3

初年度総額を計算する

決済手数料、月額、端末、プリンター、振込、通信費を12か月分で比較します。

4

入金と契約条件を確認する

登録銀行、入金日、手動操作、年契約、端末返却、途中解約時の扱いを公式ページで確認します。

5

不明点が少ない方を選ぶ

最安表示ではなく、自店に適用される料率と会計手順が確認できた候補へ申し込みます。

まとめ

迷ったら、まずここから

  • 低い初期費用と月額0円を優先するならSquareを検討しやすい
  • STORESの各機能をまとめ、カード売上が多い店はスタンダードも候補
  • 月50万円の主要カード決済では2.50%と2.48%の差は月100円
  • 入金方法、端末、年契約を含む初年度総額で選ぶ

よくある質問

SquareとSTORES決済はどちらが安いですか?

月の決済額、カードブランドの内訳、端末、月額、振込方法で変わります。月50万円の主要カードだけなら2.50%と2.48%の差は月100円なので、初年度総額で比較します。

STORESスタンダードは月いくらから得ですか?

Visa・Mastercardでフリー2.48%と年契約スタンダード1.98%だけを比べる単純計算では月約66万円です。他ブランド、端末、契約期間も含めて判断します。

Squareはスマートフォンだけで使えますか?

対応するiPhoneまたはAndroid端末ならタッチ決済を受けられます。ICカード差し込み、電子マネー、紙レシートなど必要な方法によって追加端末を確認します。

開業前はどちらを選べばよいですか?

売上予測だけで年契約を決めず、月額0円の条件、手持ち端末、必要な決済、入金日を優先します。開業後の実績が出たら月66万円の目安を再計算します。

参考:Square:料金プラン・導入費用Square:決済端末と価格Square:振込スケジュールSTORES 決済:手数料・初期費用・端末費用

自店の月額を入れて、手数料差を確認する

主要カードだけでなく、電子マネー・QRコード、端末、月額を足し、初年度の実額へ置き換えます。

月商別の計算方法を見る