キャッシュレス決済は、サービスを選んだだけでは使い始められません。加盟店審査で、申込者、振込口座、店舗の実在、販売する商品・サービスと価格を確認できる情報が必要です。申込画面を開く前に、情報を1枚のメモへまとめ、写真と書類を同じフォルダに揃えると入力の中断や追加提出を減らせます。
この記事でわかること
- 共通準備:本人・事業情報、振込口座、店舗情報、商品・料金
- 店舗写真:入口、建物全体、店内と取扱商品が分かる3種類
- 未開店:賃貸借契約、開店告知、求人情報など実在を確認できる資料
- 申込後:登録メールを毎日確認し、追加依頼には期限内に対応
申込前に6項目を1枚へまとめる
サービスによって必要項目は異なりますが、申込者氏名、事業名、店舗住所、店舗電話番号、取扱商品・サービス、価格、振込口座を先に確認します。屋号と口座名義が違う場合もあるため、申込画面の表記に合わせて正式な名義を控えます。
Airペイ公式FAQでは、ゆうちょ銀行以外の国内金融機関で、個人申込は代表者名、法人申込は法人名を含む口座名義が必要と案内しています。これはAirペイの条件です。他社へ申し込む場合は、そのサービスの最新条件を確認してください。
- 契約者の氏名・生年月日・住所と連絡先
- 屋号、店舗名、店舗住所、電話番号、開店日
- 業種と具体的な商品・サービス内容
- 代表的な商品またはメニュー5件と税込価格
- 振込先の金融機関、支店、口座種別、正式な口座名義
- 店舗のホームページ、Googleマップ、SNSなど公開中のURL
店舗ページには5つの情報を載せる
店舗URLがある場合、審査担当者は店舗名、住所、電話番号、取扱商品・サービス、価格や販売方法を確認します。トップページにすべて詰め込む必要はありませんが、店舗情報と料金・メニューへ迷わず移動できるようにします。申込内容とサイトの表記が違うと、追加確認になる可能性があります。
- 店舗名:看板、申込名、サイトで同じ表記にする
- 住所:建物名や部屋番号まで、実際の営業場所を記載する
- 電話番号:営業時間内に連絡を受けられる番号を記載する
- 商品・サービス:誰に何を提供する店か具体的に説明する
- 料金:代表メニューだけでも税込価格と販売方法を示す
開店済みなら3種類の写真を明るい時間に撮る
Airペイの案内では、店舗URLがない常設店舗について、看板など店舗名が分かる入口、建物全体の外観、取扱商品・サービスが分かる店内全体などの画像を求めています。画像を加工して文字を足すのではなく、現地の状態が読み取れる写真を用意します。
入口を正面から撮る
看板や表札と入口を同じ写真に入れ、店舗名と営業場所の関係が分かるようにします。
建物全体を撮る
隣の建物との位置関係や、テナントが入る建物の外観が分かる距離から撮影します。
店内と商品を撮る
客席、販売棚、施術スペースなど営業実態と、扱う商品・サービスが分かる写真を用意します。
文字が読めるか確認する
暗さ、反射、手ぶれ、切れた看板がないかスマートフォンで拡大して確認します。
未開店なら『これから営業する』根拠を揃える
店舗が完成していない場合、完成後の写真は提出できません。Airペイの申込案内では、店舗の賃貸借契約、オープン告知、求人募集などに加え、店舗名・住所・電話番号、取扱商品・サービスと価格を確認できる資料を例示しています。契約書を提出する場合は、サービスが指定する必要箇所以外の不要な個人情報をむやみに共有せず、提出方法を確認します。
- 店舗住所と契約者が確認できる賃貸借契約書
- 店名と開店予定日が分かるチラシや公開ページ
- 住所・電話番号を記載したショップカードや案内
- 商品写真、カタログ、メニュー表と税込価格
- 飲食、美容、中古品販売など業種ごとに必要な許可証
申込みから利用開始までは開店日に余裕を持たせる
Airペイの公式フローでは、申込入力10〜20分、審査は通常3日程度、審査後の配送2〜4日、初期設定10〜20分、カードリーダー到着後の利用開始案内まで通常1週間程度を目安として案内しています。ただし、申込集中、業種、追加書類、決済ブランドごとの審査で長くなる場合があります。開店日に必要なら、数週間の余裕を持って申し込みます。
申込後は登録メールの迷惑メールフォルダも確認し、追加書類の依頼、端末配送、利用開始の案内を分けて管理します。カードリーダーを受け取っただけで全ブランドが利用可能とは限らないため、管理画面と案内メールで利用可能な決済手段を確認します。
迷ったら、まずここから
- 共通準備:本人・事業情報、振込口座、店舗情報、商品・料金
- 店舗写真:入口、建物全体、店内と取扱商品が分かる3種類
- 未開店:賃貸借契約、開店告知、求人情報など実在を確認できる資料
- 申込後:登録メールを毎日確認し、追加依頼には期限内に対応
よくある質問
開業届は必ず必要ですか?
サービスや申込区分、業種によって必要書類が異なります。開業届だけで一律に判断せず、申込先の最新の必要書類一覧を確認してください。
ホームページがないと申し込めませんか?
店舗URLがない場合に写真や店舗情報資料で確認するサービスがあります。一方、サイトに店名、住所、電話、商品、料金が揃っていると確認材料になります。
自宅兼事務所でも申し込めますか?
事業の形態とサービスの審査基準によります。実際の営業拠点、提供内容、価格を確認できる資料を用意し、虚偽の店舗情報は入力しません。
審査結果はどこに届きますか?
多くは登録メールや管理画面で案内されます。申込時に使うメールを事業用に統一し、迷惑メールと受信ドメイン設定も確認します。
参考:Airペイ お申込みの流れ/Airペイ 申込みや審査に必要な情報・書類/Airペイ 加盟店申込・必要書類/日本政策金融公庫 はじめてのデジタル化ガイドブック