集客の基本

LINE公式アカウントのリッチメニューの作り方|個人店の3ボタン設計

個人店向けに、LINEリッチメニューへ予約・料金・アクセスの3ボタンを配置し、画像、リンク、読み上げラベル、公開後のクリックを確認する方法を解説します。

LINE公式アカウントのリッチメニューは、トーク画面の下に表示される大きな案内板です。最初から6個のボタンを詰め込まず、顧客が次に行いたい『予約する』『料金を見る』『場所を確認する』の3つから始めます。作成後は自分のスマートフォンで全リンクを試し、30日間のクリックと予約を記録します。

この記事でわかること

  • 最初の構成:予約・料金・アクセスの3ボタン
  • 画像の目安:小2500×843px、大2500×1686px。管理画面の仕様を優先
  • 必須確認:リンク先、20文字以内のアクションラベル、スマホ表示
  • 30日後:表示、クリック、クリック率、予約・問い合わせで判断

リッチメニューは『よく聞かれる3つ』に絞る

LINE公式マニュアルでは、リッチメニューから外部サイト、クーポン、設定したキーワードなどへ誘導できます。機能を並べるのではなく、来店前後に繰り返し聞かれる質問を入口にします。個人店の最初の構成は、予約、料金、アクセスの3つが管理しやすい目安です。

予約を電話だけで受ける店は『電話する』、商品販売が中心なら『オンラインショップ』へ置き換えます。営業時間や臨時休業は変更が多いため、画像へ直接書き込まず、更新できるWebページへリンクします。

  • 飲食店:予約/メニュー/アクセス
  • 美容室・サロン:予約/料金・施術/アクセス
  • 小売店:商品を見る/取置き相談/営業時間・場所
  • 教室:体験予約/日程・料金/よくある質問
  • 訪問サービス:相談/料金目安/対応地域

リンク先がないボタンは、作る前に外す

ボタン名が分かりやすくても、リンク先に価格や予約方法がなければ顧客は戻ってしまいます。作成前に3つのURLをスマートフォンで開き、ページの最初の画面で目的の情報が見えるか確認します。トップページへまとめて送らず、予約ページ、料金ページ、地図・アクセスページへ直接つなぎます。

  • 予約:空き状況、受付期限、キャンセル条件、確定方法
  • 料金:税込価格、追加料金、支払方法、所要時間
  • アクセス:住所、地図、入口写真、駐車場、営業時間
  • 問い合わせ:返信時間、緊急対応の可否、個人情報を送らない注意

小サイズ・3分割から30分で作る

1

[トークルーム管理]→[リッチメニュー]を開く

新規作成を選び、管理用タイトルと表示期間を設定します。季節限定でなければ、終了日の管理方法も決めます。

2

横3分割のテンプレートを選ぶ

初回は小サイズを使い、予約・料金・アクセスの3つを同じ大きさで配置します。優先順位が明確なら予約だけを大きくします。

3

管理画面の編集機能で画像を作る

文字は短く、ボタンごとに動詞を入れます。外部画像を使う場合、公式案内の小2500×843pxまたは大2500×1686pxを目安にし、画面に表示された最新仕様を優先します。

4

各エリアへアクションを設定

予約・料金・アクセスのURLを直接設定します。URLやクーポンでは、音声読み上げにも使われる20文字以内のアクションラベルを入力します。

5

メニューバー文言と自動表示を決める

『メニューを開く』など、押した結果が分かる文言にします。トークを開いたときに自動表示するかも設定します。

6

保存後に自分のスマホで3回タップ

各ボタンが正しいページへ移動するか、戻った後も使えるか、予約完了まで迷わないかを確認します。PC版LINEでは表示されないためスマホで試します。

文字はボタン名だけ。重要条件はリンク先へ置く

画像へ説明を詰め込むと、小さなスマートフォンでは読めません。『今すぐ予約』『料金・メニュー』『場所・営業時間』のように、1エリア1目的にします。割引額、休業日、期間限定メニューなど変わる情報は、リッチメニュー画像ではなくリンク先で更新します。

色は背景と文字の差を大きくし、写真の上に細い文字を置きません。読み上げ用のアクションラベルには『予約ページを開く』『料金表を開く』のように、タップ後の動作を書きます。

30日間、クリックだけでなく予約まで記録する

LINE公式の分析では、リッチメニューの表示回数、表示ユーザー数、クリック、クリックユーザー、クリック率を確認できます。ただし公式マニュアルでは、指定期間にクリックした人数が20人未満の場合、数値が表示されないと案内しています。小規模店では、予約フォーム側の流入元や受付時の『LINEを見た』も合わせて記録します。

公開日とリンク先の変更日を残し、30日後にエリア別のクリックを比較します。クリック率が低い場合はボタン名と配置、クリックはあるのに予約がない場合はリンク先の料金、空き状況、入力項目を直します。すべてを同時に変えず、最も弱い1か所だけを更新します。

  • クリック率=クリックユーザー÷表示ユーザー×100
  • 予約率=LINE経由の予約完了÷予約ボタンのクリック×100
  • 電話・店頭予約は『LINEを見た』件数を週単位で記録
  • リンク切れは月1回、スマートフォン3ボタンの実操作で確認

公開前の7項目チェック

  • 画像内の文字がスマートフォンで読める
  • 3つのタップ範囲と画像の境界が一致している
  • 予約、料金、アクセスがそれぞれ直接開く
  • リンク先の料金・営業時間が最新
  • アクションラベルが20文字以内で動作を説明している
  • 表示期間と自動表示の設定が意図どおり
  • 自分以外のスマートフォンでも全ボタンを確認した
まとめ

迷ったら、まずここから

  • 最初の構成:予約・料金・アクセスの3ボタン
  • 画像の目安:小2500×843px、大2500×1686px。管理画面の仕様を優先
  • 必須確認:リンク先、20文字以内のアクションラベル、スマホ表示
  • 30日後:表示、クリック、クリック率、予約・問い合わせで判断

よくある質問

リッチメニューは無料プランでも使えますか?

利用可否や提供機能は変更される可能性があるため、LINE公式アカウント管理画面と最新料金表で確認してください。作成前にメッセージ配信通数など運用全体も確認します。

ボタンはいくつがよいですか?

初回は3つを開始目安にします。問い合わせ内容とクリックデータが集まってから増減します。6つに増やして文字が読みにくくなるなら3つを維持します。

画像はCanvaなどで作ってもよいですか?

対応するJPG・JPEG・PNGと画像サイズであれば外部ツールでも作成できます。管理画面の編集機能や公式テンプレートなら、タップ範囲とのずれを減らしやすくなります。

分析の数字が表示されません

公式マニュアルでは、指定期間にクリックした人数が20人未満の場合は数値が表示されません。予約フォームの訪問や、店頭・電話でLINEを見た件数も補助的に記録します。

参考:LINE公式アカウント リッチメニューを作成するLINE公式アカウント 分析・リッチメニューLINE公式アカウントの機能

予約・料金・アクセスの3ページを整える

リッチメニューの先に必要なページがまだない場合は、目的と予算から作り方を絞り込めます。

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