あいさつメッセージは、友だち追加直後に『このLINEで何ができるか』を伝える最初の案内です。長い店紹介を送るより、受け取れる情報、予約や問い合わせの方法、店から返信する時間を短く伝える方が、追加した人が次の行動を選びやすくなります。この記事では、個人店が最初は3つの吹き出しで始め、14日後にリンク反応と予約を見直す方法をまとめます。
この記事でわかること
- あいさつメッセージへ入れる4つの内容と、入れすぎない判断基準
- 飲食店・サロン・小売店・教室で書き換えて使える例文
- LINE Official Account Managerで保存・配信確認する手順
- 14日後に追加・ブロック・リンク・予約を見直す方法
あいさつメッセージの役割を1つに絞る
LINE公式アカウントのあいさつメッセージは、利用者が友だち追加したときに自動で送れる案内です。アカウントの説明、キーワード応答への案内、クーポンなどを送れます。通常の一斉配信や、質問を受けた後の応答メッセージとは役割が違います。
最初の目的は『予約』『問い合わせ』『営業情報の確認』『次回来店』から1つだけ選びます。目的が予約なら予約ページ、問い合わせなら返信に必要な項目、営業情報なら更新先のURLを最初に置きます。店の歴史や全メニューを一度に説明しません。
- 予約を増やす:予約ページと予約確定までの流れを案内
- 問い合わせを減らす:料金・営業時間・場所の確認先を案内
- 再来店を促す:空き状況、入荷、次回営業日の配信内容を案内
- クーポンを使う:対象、期限、利用条件を追加前後で同じ表記にする
最初の3つの吹き出しへ4要素を入れる
公式マニュアルでは、あいさつメッセージにテキストや画像などを最大5吹き出しまで追加できます。ただし上限まで使う必要はありません。個人店は、①誰のアカウントか、②何が届くか、③次に押すリンク、④返信までの時間を3つの吹き出しへ分けると確認しやすくなります。
1通目で店名と配信内容を伝える
『友だち追加ありがとうございます。○○店です。営業日の変更と予約の空き状況を月2回ほどお知らせします』のように、店名・内容・頻度を1通で伝えます。
2通目で一番大切なリンクを1つ置く
『予約はこちら[URL]』のように、予約、料金、メニュー、アクセスのうち最優先のページへ直接つなぎます。トップページへまとめて送るだけにしません。
3通目で返信方法と時間を伝える
『質問はこのトークへ送ってください。営業時間内に確認し、翌営業日18時までに返信します』のように、受付方法と返答期限を明記します。
業種別の例文を自店の事実へ書き換える
次の文章は、そのまま使う完成文ではありません。店名、配信頻度、返信期限、URL、予約の確定条件を実際の運用へ置き換えます。『必ず予約できます』『地域最安』など確認できない表現を足さず、営業時間や料金が変わったらリンク先も更新します。
- 飲食店:『○○食堂です。限定メニューと臨時休業を月2回ほどお知らせします。メニューと営業日は[URL]をご確認ください。予約の相談は人数・希望日時を送り、店からの返信をお待ちください。』
- 美容室・サロン:『○○サロンです。直近の空き枠とお手入れ情報を月2回ほどお届けします。料金と空き状況は[URL]へ。LINEの連絡だけでは予約確定ではなく、店からの確定返信をお待ちください。』
- 小売店:『○○店です。新商品と再入荷を月1〜2回お知らせします。在庫確認・取置きは商品名と希望受取日をお送りください。翌営業日までに返信します。』
- 教室:『○○教室です。次月の日程と体験会を月1回お知らせします。体験予約は[URL]から、質問はこのトークへお送りください。平日18時までに返信します。』
管理画面で設定し、別のスマートフォンで確認する
あいさつメッセージを開く
LINE Official Account Managerへログインし、ホームから[あいさつメッセージ]を選びます。既存文がある場合は、先に別のメモへ控えます。
3つの内容を追加する
テキストや必要な画像を追加し、店名、受け取れる内容、最優先リンク、返信期限が読める状態にします。公式上限は5吹き出しですが、最初は3つで十分です。
初回だけ送るか決める
ブロック解除時に同じ案内を再送したくない場合は、『はじめて友だち追加されたときにのみ送信』の設定を確認します。一部状況では初回判定が正確でない場合があります。
保存して配信をオンにする
保存後、[設定]の[応答]であいさつメッセージがオンか確認します。保存済みでもオフなら配信されません。
顧客側の画面をテストする
運営者とは別のLINEアカウントで追加し、文章の改行、画像、リンク、返信案内を確認します。すでに友だちの場合は、テスト用アカウントで初回表示を確認します。
予約・問い合わせで誤解される表現を外す
手動確認が必要な予約は、『希望を送れば確定』と見える書き方を避けます。『店からの確定メッセージをもって予約成立』と明記し、キャンセル条件、料金、営業時間など変更が多い情報は更新できるページへ案内します。
健康情報、カード番号、本人確認書類など、最初の案内に不要な情報をLINEで求めません。問い合わせに必要な情報も、氏名、希望日時、メニューなど最小限にします。個別相談が必要な内容は自動案内だけで判断せず、手動対応へ切り替えます。
14日後に4つの数字と質問内容を見直す
公開日を記録し、14日間は文章を何度も変更しません。友だち追加、ブロック、リンククリック、LINE経由の予約・問い合わせを件数で記録します。公式のあいさつメッセージ分析では表示回数やクリックを確認できますが、指定期間が7日未満、または各項目が20未満の場合は数値が表示されません。小規模店は予約フォームの流入元や店頭メモも併用します。
リンクが押されない場合は2通目の案内文とリンク先、押されても予約されない場合は料金・空き状況・入力項目を確認します。追加直後のブロックが続くなら、配信頻度や特典条件が追加前の説明と一致しているか見直します。一度に直すのは1か所だけにします。
- 入口:期間中の友だち追加数と案内場所
- 離脱:ブロック数と追加前に伝えた内容
- 反応:予約・料金など最優先リンクのクリック
- 成果:LINE経由の予約、問い合わせ、再来店の件数
迷ったら、まずここから
- あいさつメッセージへ入れる4つの内容と、入れすぎない判断基準
- 飲食店・サロン・小売店・教室で書き換えて使える例文
- LINE Official Account Managerで保存・配信確認する手順
- 14日後に追加・ブロック・リンク・予約を見直す方法
よくある質問
あいさつメッセージは何通まで送れますか?
公式マニュアルでは最大5吹き出しまで設定できます。上限まで使う必要はなく、個人店は店名と配信内容、最優先リンク、返信案内の3つから始めると管理しやすくなります。
友だちの名前を自動で入れられますか?
表示名を含める機能はありますが、友だちでない、プライバシーポリシーに同意していないなど一部の利用者には送信されない場合があります。名前が入らなくても意味が通じる文章にします。
あいさつメッセージと応答メッセージの違いは何ですか?
あいさつメッセージは友だち追加時の最初の案内です。応答メッセージは利用者から届いた言葉に対して自動返信する機能です。予約・料金など質問別の返信は応答メッセージを使います。
設定したのに届かない場合はどうしますか?
保存後に[設定]の[応答]であいさつメッセージがオンか確認します。既存の友だちでは初回追加を再現できないため、別のLINEアカウントでも確認します。
参考:LINE公式アカウント:あいさつメッセージを設定する/LINE公式アカウント:分析・あいさつメッセージ/LINE公式アカウント:応答設定/LINEヤフー for Business:あいさつメッセージの作成のコツと例文