LINE公式アカウントでは、友だち全員の氏名や一覧が必ず見えるわけではありません。管理画面の[分析]では追加数・ブロック数・追加経路などの全体傾向を確認し、個別の相手はチャットを送ってくれた場合など、条件を満たす範囲で確認します。この記事では、個人店が必要以上に個人情報を集めず、人数と来店・予約へのつながりを28日ごとに確認する方法をまとめます。
この記事でわかること
- 友だち数・追加数・ブロック数を管理画面で確認する手順
- 友だちの名前や一覧が見える場合と、見えない場合の違い
- 店頭・レシート・ホームページ別に追加経路を測る方法
- 28日ごとに予約や再来店まで確認する簡単な記録方法
最初に『人数』と『個人』を分けて考える
知りたいことが『何人増えたか』なら[分析]の友だち画面を使います。ここでは友だち追加、ターゲットリーチ、ブロックなどの推移を確認できます。一方、『誰が追加したか』は、すべての友だちについて名前付きの一覧が表示される仕組みではありません。来店者名簿の代わりに使う前提にはしないでください。
個別の予約や問い合わせは、氏名、希望日時、メニューなど、その対応に必要な情報だけを本人から受け取ります。友だち数の確認だけを目的に、電話番号や住所を別途集める必要はありません。
友だち数は[分析]から4項目を確認する
- 友だち追加:期間中に追加された回数
- ターゲットリーチ:メッセージを届けられる友だちの目安
- ブロック:期間中にブロックされた回数
- 成果:LINE経由の予約、問い合わせ、クーポン利用、再来店
LINE Official Account Managerへログインする
対象アカウントを選び、左側のメニューから[分析]を開きます。複数店舗を管理している場合は、店名とアカウント名を先に確認します。
[友だち]を開く
表示期間を直近28日にし、友だち追加、ターゲットリーチ、ブロックの推移を確認します。公式マニュアル上、概要は初期表示7日間、最大397日間まで指定できます。
前の28日間と比べる
追加数だけでなくブロック数も同じ期間で比べます。月初と月末の合計だけでは、どの案内を始めた日に変化したか分からないため、施策の開始日もメモします。
予約・再来店を店側で数える
『LINEを見た』と申告された予約、LINE内の予約リンクから入った予約、クーポン使用などを件数で記録します。友だちが増えたこと自体を売上とみなしません。
誰が追加したかはチャットの条件で変わる
未認証アカウントでは、基本的に利用者からチャットを送ってもらった後、その相手とのチャットを確認します。LINE公式の最新マニュアルでは、認証済アカウントはより広い友だちのチャット一覧を表示・管理できますが、未認証アカウントではメッセージを送った利用者が中心です。
友だち追加した人へ店側から一方的に営業チャットを始める使い方は避けます。予約や問い合わせに必要な目的を伝え、利用者が送った内容へ返信します。公式マニュアルでは、友だちではない利用者への返信可能期間は最後の受信から7日間と案内されています。
追加経路は店頭・レシート・Webで分ける
友だち追加ガイドでURLやQRコードを発行するとき、店頭POP、レシート、ホームページなど経路を分けて設定します。[分析]→[友だち]→[追加経路]で、どこから追加されたかを確認できます。1つのQRコードを全媒体で使い回すと、反応した場所を判断できません。
ただし、小さい数字はプライバシー保護のため表示されない場合があります。公式マニュアルでは、1日の友だち追加が20未満だと属性情報が表示されない場合があり、設定した経路・流入元・キャンペーンも選択期間内の追加またはブロックが20未満では詳細を識別できません。小規模店は、POPを置いた日と案内数も週1回メモします。
入口を3つまでに絞る
店頭POP、レシート、ホームページのように、実際に運用できる入口だけを選びます。
入口名を付けたURL・QRを作る
『店頭レジ』『レシート』『Web予約完了』など、後から分かる名前で追加経路を設定します。
別のスマートフォンで試す
各QRコードを読み取り、正しいアカウントへ移動するか、説明文や特典条件が古くないか確認します。
28日間は配置を大きく変えない
施策ごとの差が分かるよう、開始日を記録して同じ条件で試します。反応が20件未満なら手書きの案内数も併用します。
28日後は4つの数字で次の一手を決める
たとえば28日間で100人へ店頭案内し、15人が追加、2人がブロック、3件が予約につながった場合、追加率は15%、追加後の予約率は20%です。これは業界平均や成果保証ではなく、自店で前後比較するための計算例です。
案内数が少ないなら声かけのタイミング、案内は多いのに追加が少ないなら受け取れる情報とPOP、追加は多いのに予約がないならあいさつメッセージと予約ページを直します。ブロックが増えた場合は、追加前に伝えた配信内容・頻度と実際の配信が一致しているか確認します。
- 追加率=追加数÷案内数×100
- ブロック率=ブロック数÷追加数×100(同期間の簡易比較)
- 予約率=LINE経由の予約数÷追加数×100
- 残す入口=予約・再来店につながり、無理なく案内できた場所
迷ったら、まずここから
- 友だち数・追加数・ブロック数を管理画面で確認する手順
- 友だちの名前や一覧が見える場合と、見えない場合の違い
- 店頭・レシート・ホームページ別に追加経路を測る方法
- 28日ごとに予約や再来店まで確認する簡単な記録方法
よくある質問
友だち全員の名前を一覧で確認できますか?
未認証アカウントでは、友だち全員の氏名一覧が見えるわけではありません。利用者からチャットが届いた相手を中心に確認し、全体の人数や増減は[分析]の友だち画面で見ます。
友だち数とターゲットリーチが違うのはなぜですか?
友だち数は追加の累計に近い数字ですが、ターゲットリーチは配信対象になり得る友だちの目安です。ブロックなどがあるため一致しないことがあります。
店頭とホームページのどちらから増えたか分かりますか?
入口ごとに追加経路を設定したURL・QRコードを使えば確認できます。ただし追加・ブロックが20未満など、小さい数字は詳細表示されない場合があります。
毎日確認した方がよいですか?
個人店は週1回の記録と28日ごとの判断で十分です。配信やキャンペーン直後だけ数日確認し、日々の小さな増減で施策を変えすぎないようにします。