Googleビジネスプロフィールのカテゴリは、店が何の事業をしているかをGoogleと利用者へ伝える項目です。メインカテゴリは最も近い業種を1つ選び、追加カテゴリは実際に営む別の業種だけに絞ります。検索されたい言葉を全部登録する欄ではありません。この記事では、候補を30分で整理し、変更後の反応を28日間で確認する方法を解説します。
この記事でわかること
- メインカテゴリと追加カテゴリの役割の違い
- 『持っている設備』ではなく『何の店か』で選ぶ基準
- 飲食店・サロン・教室でのカテゴリ候補の絞り方
- カテゴリ変更後28日間の確認項目
カテゴリは検索語ではなく、事業の種類を表す
Google公式ヘルプでは、カテゴリは商品やサービスを探す利用者とビジネスを結びつける項目で、選択内容はローカル検索のランキングにも影響すると案内しています。同時に、カテゴリを単なるキーワードや特徴として使わず、ビジネスそのものを表すよう求めています。
例えば、店内にATMやWi-Fiがあるからといって、それらを業種として追加しません。設備は属性、提供メニューはメニュー・商品・サービス欄、店の説明は説明文へ分けます。カテゴリには『この店は何屋か』への最も短い答えを設定します。
メインカテゴリは主な売上と来店理由から1つ選ぶ
まず直近30日または通常月の売上と問い合わせを振り返り、主な商品・サービスを3つまで書きます。次に、初めての人が店を紹介するときの一言と、看板・ホームページの一番大きな表現を確認します。この3つが共通して示す業種をメインカテゴリの候補にします。
候補一覧では、実態に合う範囲で最も具体的なカテゴリを優先します。Googleは『サロン』より『ネイルサロン』のように具体的な選択を例示しています。ただし、具体的でも売上や営業実態と違うカテゴリは選びません。自分で新しいカテゴリ名を作ることもできません。
- 確認1:通常月の売上を最も多く生む業種
- 確認2:初回来店の理由として最も多い業種
- 確認3:看板、ホームページ、予約画面で中心にしている業種
- 決定:3項目が最も一致し、候補一覧にある具体的なカテゴリ1つ
追加カテゴリは、実際に営む別の業種だけに絞る
追加カテゴリは、主力ではないが店として継続的に営んでいる別の業種を伝えるために使います。すべての商品やサービスへカテゴリを付ける必要はありません。最初は0〜3個を運用上の目安にし、顧客がその業種を目的に来店できるかで判断します。これはGoogleの上限ではなく、実態と表示を毎月確認しやすくするための目安です。
Googleの例では、ベーカリーとデリカテッセンを併設するスーパーは、メインを『スーパー』、追加を『ベーカリー』『デリカテッセン』にできます。一方、独立運営のカフェが施設内にある場合は、施設の追加カテゴリではなく、条件を満たすカフェ自身のプロフィールを検討します。
- 飲食店:主力の店種をメインにし、継続営業する別業態だけを追加
- サロン:主な施術業種をメインにし、別の専門業種を実際に営む場合だけ追加
- 教室:主な教室分野をメインにし、単発講座名をカテゴリとして増やさない
- 小売店:販売商品ごとではなく、店全体を表す小売業種から選ぶ
Google検索からカテゴリを変更する
管理用アカウントで自店を開く
オーナー確認済みのGoogleアカウントで店名を検索し、正しいビジネスプロフィールを表示します。
[プロフィールを編集]を選ぶ
[業種]の編集項目を開き、現在のメインカテゴリと追加カテゴリを記録します。
メインカテゴリを候補一覧から選ぶ
自由入力した言葉で確定せず、表示された公式候補から、実態に最も近い具体的なカテゴリを1つ選びます。
必要な追加カテゴリだけ登録
顧客がその業種を目的に来店できる項目だけ追加し、商品名、設備、将来予定は入れません。
保存後は再確認の案内を見る
カテゴリの追加・変更により、オーナー確認を再度求められる場合があります。営業書類や看板と一致する情報を用意し、同じ変更を何度も送信しません。
28日間はカテゴリ以外を同時に変えすぎない
変更日、変更前後のカテゴリ、理由を記録し、可能なら28日間は店名や住所など大きな項目を同時に変えません。Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスで、検索表示、通話、ルート検索、ウェブサイトのクリックを前後28日で比べます。季節や広告の影響もあるため、カテゴリだけの効果とは断定しません。
検索表示が増えても、対象外の問い合わせが増えた場合はカテゴリが広すぎる可能性があります。反対に、主力サービス名での問い合わせが減り、プロフィールの機能も変わった場合は、メインカテゴリが実態と合うかを再確認します。通常は月1回見るだけにし、主力事業が変わったときに更新します。
- 記録する:変更日、変更前後、変更理由、再確認の有無
- Googleで見る:プロフィール閲覧、通話、ルート、サイトクリック
- 店で見る:来店理由、対象外問い合わせ、主力サービスの予約数
- 見直す:主力事業が変わったとき、または対象外問い合わせが2回以上続いたとき
迷ったら、まずここから
- メインカテゴリと追加カテゴリの役割の違い
- 『持っている設備』ではなく『何の店か』で選ぶ基準
- 飲食店・サロン・教室でのカテゴリ候補の絞り方
- カテゴリ変更後28日間の確認項目
よくある質問
追加カテゴリは多いほど検索されやすいですか?
多さで順位が上がる保証はありません。実際に営む別の業種だけを選び、商品、サービス、設備はそれぞれ専用欄へ分けます。
希望するカテゴリが候補にありません
独自カテゴリは作れません。事業を正確に表す、より一般的な候補を選び、具体的なサービスは説明文やサービス欄、ホームページで補います。
カテゴリを変えると利用できる機能も変わりますか?
業種によって予約、メニュー、サービスなど表示される機能が変わる場合があります。検索順位だけでなく、現在使っている機能が残るかも変更前に確認します。
競合店と同じカテゴリにすべきですか?
参考にはできますが、最終判断は自店の営業実態、主な売上、来店理由、看板・サイトの表現で行います。競合が誤って設定している可能性もあります。
参考:Googleビジネスプロフィール:業種を管理する/Googleビジネスプロフィールを編集する/Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン/Googleビジネスプロフィール:パフォーマンスを確認する