販売・予約の基本

ネットショップの商品説明文の書き方|初心者向けテンプレート

ネットショップの商品説明に何を書けばよいか迷う人向けに、事実の集め方、6段構成、例文、価格・送料・返品表示、公開前確認、改善指標を解説します。

商品説明文の役割は、きれいな言葉で商品をほめることではありません。写真だけでは分からない大きさ、素材、使い方、注意点、届くまでの条件を伝え、購入者が『自分に合うか』を判断できるようにすることです。最初は主力商品3点だけを、同じ6段構成でそろえます。

この記事でわかること

  • 準備:商品1点につき事実を10項目集める
  • 文章:結論・利用場面・特徴・仕様・注意・配送の6段構成
  • 文字数:最初は300〜500字を目安に、必要情報を優先
  • 改善:30日後に閲覧、カート追加、購入、質問・返品を確認

文章を書く前に10項目の事実を集める

『高品質』『こだわり』『使いやすい』だけでは、買う人は比較できません。Shopify公式ヘルプも、曖昧な表現では具体的な内容が伝わらず、疑念につながる可能性があると案内しています。仕入先資料をそのまま写すのではなく、実物を測り、自分で確認できる事実を表にします。

  • 商品名と型番:別商品と区別できる正式名称
  • サイズ:縦・横・高さ・容量など必要な単位
  • 重量:本体のみか梱包込みかを明記
  • 素材・原材料:表示義務や業界ルールも確認
  • 色・柄:写真と実物で差が出る場合の注意
  • 使い方:誰が、いつ、どこで使う商品か
  • 手入れ・保存:洗い方、保管温度、使用後の扱い
  • 同梱物:本体、付属品、説明書、包装の範囲
  • 対象外・注意:使えない環境、年齢、アレルギーなど確認できる事項
  • 配送条件:発送目安、送料、返品条件への案内

商品説明は6段構成にする

1

最初の1文で商品を特定

『A4書類と13インチのパソコンを分けて入れられる、綿素材の手提げバッグです』のように、種類、用途、主な特徴を1文にします。

2

利用場面を1つ描く

『打ち合わせへ資料とパソコンを持って行く日』など、買う人が使う場面を具体的にします。

3

特徴を事実と効果で説明

『内ポケットが2つあるため、充電器と名刺入れを分けられます』のように、仕様と役立ち方を対にします。

4

仕様を箇条書き

サイズ、重量、素材、色、同梱物を短い行で並べ、スマホでも探しやすくします。

5

注意点を隠さず書く

洗濯方法、個体差、使えない環境など、購入前に知る必要があることを商品の近くに表示します。

6

価格・送料・返品へ案内

合計負担と届く時期を確認できるようにし、返品条件は購入ボタンから遠い場所だけに置きません。

そのまま直して使えるテンプレート

たとえば『軽くて便利なバッグです』ではなく、『本体約420g。内ポケット2つに充電器と名刺入れを分けられます』と書きます。数値や機能は実物を測り、確認したものだけを使います。購入後の姿は伝えても、効果を保証する表現や根拠のない最上級表現は使いません。

  • 商品名:[誰が・何に使う][商品種類]
  • 冒頭:[利用場面]で、[困りごと]を減らすための[商品]です。
  • 特徴1:[具体的な仕様]なので、[購入後にできること]につながります。
  • 特徴2:[素材・構造]を使い、[手入れ・持ち運び等]ができます。
  • 仕様:サイズ[ ]/重量[ ]/素材[ ]/内容物[ ]
  • 注意:[個体差・使用条件・手入れ・対象外]をご確認ください。
  • 配送:[発送目安]。送料と返品条件は[案内ページ]をご確認ください。

主力3商品を90分で書く手順

1

売りたい3商品を決める

全商品を一度に直さず、閲覧が多い、利益を確保しやすい、違いを説明しにくい商品の順に3点選びます。

2

各商品を10分で測る

サイズ、重量、付属品を確認し、写真だけでは分からない点を10項目の表へ記録します。

3

各商品を15分で下書き

6段構成に当てはめ、300〜500字を編集上の目安にします。必要情報が多い商品は無理に短くしません。

4

3商品を15分で統一

単位、漢字、発送日の数え方、返品ページの呼び方をそろえます。

5

スマホで15分確認

価格、在庫、購入ボタン、送料、注意点が画面を行き来せず確認できるかを見ます。

価格・送料・返品は説明文と一緒に確認する

消費者庁の特定商取引法ガイドでは、通信販売で送料を販売価格に含めない場合は送料を別に表示し、『送料実費』ではなく金額で示す必要があると案内しています。また、返品の可否、条件、送料負担は購入者が分かるように表示します。商品説明だけを直して終わらず、販売価格、送料、引渡時期、支払方法、返品条件、販売者情報を一連の購入画面で確認します。

  • 商品ページの価格とカートの価格が一致する
  • 送料の金額または計算方法を購入前に確認できる
  • 発送目安を『順次』だけでなく営業日などで示す
  • 返品できる条件、期限、送料負担を近くに案内する
  • 食品、化粧品、電気製品など商品別の表示ルールを確認する

30日後は4つの数字で直す

商品ページ200回、カート追加12回、購入4回なら、カート追加率は6%、購入率は2%です。数値は業種比較ではなく、同じ商品の変更前後で見ます。閲覧が少なければ集客や商品名、閲覧はあるが追加が少なければ写真・説明・価格、追加はあるが購入が少なければ送料・納期・決済、質問や返品が多ければ仕様・注意点を優先します。

  • 商品ページ閲覧数
  • カート追加数と追加率
  • 購入数と購入率
  • 購入前の質問、返品、交換の理由
まとめ

迷ったら、まずここから

  • 準備:商品1点につき事実を10項目集める
  • 文章:結論・利用場面・特徴・仕様・注意・配送の6段構成
  • 文字数:最初は300〜500字を目安に、必要情報を優先
  • 改善:30日後に閲覧、カート追加、購入、質問・返品を確認

よくある質問

商品説明は長いほど売れますか?

長さより、購入判断に必要な情報を探しやすいことが重要です。最初は300〜500字を目安にし、仕様は箇条書き、重要な注意点は購入ボタンの近くにも表示します。

メーカーの商品説明をそのまま使ってよいですか?

利用許諾と販売先のルールを確認します。許可があっても、配送条件、店舗独自の同梱物、実際に確認した使い方など、自店の購入者に必要な情報を補います。

AIで商品説明を作ってもよいですか?

下書きには使えますが、サイズ、素材、効果、注意点をAIに推測させません。実物・仕入先資料・法定表示を人が照合し、根拠のない表現を削除してから公開します。

SEOのため同じ言葉を何回も入れるべきですか?

不自然な繰り返しは避けます。購入者が使う商品名、種類、素材、用途を商品名と見出しへ自然に入れ、ページごとに固有の仕様と利用場面を書きます。

参考:Shopifyヘルプ 魅力的な商品説明の書き方日本郵便 商品説明文の書き方消費者庁 通信販売広告について消費者庁 通信販売における返品特約の表示

文章と写真がそろったら、販売方法を比べる

固定費、決済手数料、商品数、在庫管理を比べ、自分の販売量に合うネットショップを選びます。

ネットショップを比較する