ホームページは無料でも公開できます。ただし、仕事用として長く使うなら『自分のURLを使えるか』『サービス会社の広告が出るか』『問い合わせを測れるか』が判断の分かれ目です。最初から高い契約をする必要はありません。無料版で文章と写真を作り、公開前または顧客へ案内する前に有料化の必要性を判断します。
この記事でわかること
- 無料向き:文章・写真を作り、知人に見せる試作段階
- 有料向き:名刺やSNSで案内し、問い合わせを受ける事業サイト
- 費用目安:作成サービスは月1,000〜3,000円、WordPressはサーバー月500〜1,500円程度から検討
- 判断時期:最初の顧客へURLを案内する前に5項目を確認
無料版と有料版の違いは5つ
無料だから検索に出ない、有料なら自動で集客できる、という違いではありません。料金で変わるのは主にURL、広告、容量、機能、計測です。Wix公式案内では、無料版はWixから割り当てられたURLと広告表示があり、独自ドメイン接続、広告削除、オンライン決済、Googleアナリティクスなどはアップグレード対象です。サービスごとに条件が異なるため、現在の公式料金表を確認します。
- URL:無料版はサービス名を含むURL、有料版は屋号に近い独自ドメインを使える場合が多い
- 広告:無料版はサービス会社の広告が表示される場合がある
- 容量:写真や動画を増やすと無料枠の上限に近づきやすい
- 機能:決済、予約、詳細な分析などが有料プランになる場合がある
- 運用:WordPressはソフト自体が無料でも、サーバー、ドメイン、更新管理が別途必要
無料のままでよい人、有料化した方がよい人
個人事業主の最初の目標は、豪華なサイトを作ることではなく、初めての人が『何を頼めるか・いくらか・どう連絡するか』を迷わず確認できる状態です。無料版でこの4ページを作り、事業で使う直前に必要な機能だけへ支払うと、使わない機能への出費を抑えられます。
- 無料でよい:サービス内容がまだ決まっていない、文章や写真を試している、公開前に知人だけへ見せたい
- 有料化を検討:名刺・チラシへURLを印刷する、顧客へ見積書と一緒に案内する、問い合わせを継続して受ける
- WordPressを検討:検索向けの記事を継続して増やす、将来の機能追加や移転の自由度を重視する
- 外注を検討:本業の時間を優先したい、予約・決済など間違えられない設定がある、写真や文章も含めて整えたい
最初に作る4ページ
トップページ
対象者、悩み、サービス、対応地域を最初の2文にします。きれいな挨拶文より、何を頼めるかを優先します。
サービス・料金
基本料金、含まれる作業、追加料金、納期の目安を示します。金額を出せない場合も、見積もりに必要な情報を書きます。
プロフィール
屋号、担当者、経験、対応範囲、仕事で大切にしていることを、依頼と関係する内容に絞ります。
問い合わせ
名前、返信先、用件、相談内容の4項目から始め、通常の返信日数と個人情報の利用目的を表示します。
費用は3段階で考える
金額はサービス、契約期間、キャンペーンで変わります。ここでは予算を決めるための編集上の目安として、無料試作、作成サービス、WordPressの3段階に分けます。申込み前には初年度だけでなく、2年目の更新料金と解約後のデータの扱いも確認します。
- 月0円:無料URLと広告表示を受け入れ、文章・写真・ページ構成を試す
- 月1,000〜3,000円程度:独自ドメイン接続や広告削除ができるホームページ作成サービスを使う
- 月500〜1,500円程度+ドメイン:WordPress対応サーバーを自分で契約し、更新と安全管理も行う
- 外注費:ページ数だけでなく、文章、写真、問い合わせ設定、公開後の修正範囲を見積書で確認する
有料契約前の7項目チェック
30日間は、ページ数ではなく『問い合わせボタンを押した人数』『フォームを最後まで送れた人数』を記録します。訪問がほぼない場合は有料プランを上げるより、Googleビジネスプロフィール、SNS、名刺など入口を増やします。訪問はあるのに連絡がない場合は、料金、対応範囲、実績、問い合わせ項目を直します。
- 希望する独自ドメインを接続できる
- サービス会社の広告を非表示にできる
- 問い合わせフォームと通知メールを試せる
- Google AnalyticsやSearch Consoleを利用できる
- スマホ表示、SSL、バックアップの範囲が分かる
- 初回料金、更新料金、最低契約期間が分かる
- 解約時に文章、画像、ドメインを移せるか分かる
有料化するなら、料金と管理の手間を比べる
独自ドメインで公開する段階では、簡単な作成サービスとWordPress対応サーバーを比べます。長期契約の割引だけで決めず、更新料金と自分で管理する範囲を確認してください。

Wix
こんな人に向いていますパソコンが苦手でも、自分でホームページを作りたい人
仕事の内容、料金、問い合わせ先を、いつでも見てもらえるようになります。
- 料金の目安
- 月0円〜
- 公開の始め方
- 無料プランあり
独自ドメインでの本格運用は月1,300円〜が目安
申し込む前に:複雑な独自要件や、大規模な移行には事前確認が必要です。
公式サイトで料金・申込みを確認
エックスサーバー
こんな人に向いています電話やメールの国内サポートを使ってWordPressを始めたい人
自分だけのURLとメールアドレスで、ホームページやブログを運営できます。
- 料金の目安
- 月990円〜
- SSD容量
- 500GB
36か月契約の月額換算。初期費用0円
申し込む前に:契約期間やキャンペーンにより実質費用が変わります。

ロリポップ!
こんな人に向いています毎月の費用を抑えてWordPressを始めたい人
10日間試しながら、少ない費用でホームページやブログを持てます。
- 料金の目安
- 月330円〜
- 無料お試し
- 10日間
WordPress対応ライトの36か月契約。ハイスピードは月660円〜
申し込む前に:長期契約の月額と短期契約の月額が異なるため、契約期間を含めた総額確認が必要です。
迷ったら、まずここから
- 無料向き:文章・写真を作り、知人に見せる試作段階
- 有料向き:名刺やSNSで案内し、問い合わせを受ける事業サイト
- 費用目安:作成サービスは月1,000〜3,000円、WordPressはサーバー月500〜1,500円程度から検討
- 判断時期:最初の顧客へURLを案内する前に5項目を確認
よくある質問
無料ホームページでもGoogle検索に表示されますか?
一般公開され、検索エンジンの巡回を妨げていなければ対象になり得ます。ただし無料か有料かだけで順位は決まりません。質問への答え、サイト構造、信頼性、他サイトからの評価などを含めて判断されます。
最初から独自ドメインを取るべきですか?
屋号と提供サービスを今後も使う予定なら早めに候補を確認します。まだ事業名や内容が決まっていないなら、無料URLでページを試作してからでも構いません。
WordPressは完全無料ですか?
WordPressのソフトウェアは無料ですが、インターネットへ公開するには通常サーバーとドメインが必要です。更新、バックアップ、安全管理も自分または保守担当者が行います。
有料プランにすれば問い合わせは増えますか?
有料化だけでは増えません。独自ドメインや計測機能は運用の土台です。誰向けの何のサービスか、料金、実績、連絡方法を整え、検索・マップ・SNS・名刺から訪問を作ります。