WEBSITE SECURITY GUIDE

個人事業主のホームページセキュリティ基本6項目

専任担当者がいない個人事業主向けに、更新、パスワード、二段階認証、バックアップ、権限、緊急連絡先を優先順で解説します。

更新日:2026年8月1日

小規模サイトでも、改ざん、なりすまし、問い合わせ情報の漏えいは事業継続に影響します。高価な製品を先に契約するのではなく、更新、認証、バックアップ、権限、記録、連絡先の6項目を毎月確認できる状態にします。

今日やる:使い回し停止、二段階認証、管理者の確認

毎週やる:更新、バックアップ、フォーム通知の確認

毎月やる:不要アカウント、復元、連絡先の確認

事故時:公開停止、記録保存、関係者連絡を優先

最初に守る6項目

1

OS・CMS・プラグインを更新

放置した機能を含め、提供元のサポートが続いている状態にします。使わないプラグインは停止だけでなく削除を検討します。

2

パスワードを使い回さない

サーバー、ドメイン、CMS、メールで別の長いパスワードを使い、パスワード管理ツールで保管します。

3

二段階認証を有効化

特にドメイン、サーバー、メール、管理者アカウントを優先します。復旧コードも端末とは別に保管します。

4

自動バックアップを確認

保存されているだけでなく、自分で復元できるか、保持日数、復元費用、保存先を確認します。

5

管理者を最小限にする

制作会社、退職者、過去の外注のアカウントを残さず、日常更新には必要最小限の権限を使います。

6

緊急時の連絡先を残す

サーバー、ドメイン、制作担当、決済、個人情報の相談先を1枚にまとめます。

バックアップは復元できて初めて役立つ

サイト本体、画像、データベース、設定、メールは保存場所が異なる場合があります。サーバー会社の自動バックアップだけに頼らず、保持期間と復元方法を確認します。月1回は、バックアップが作成されている日付と、復元の操作手順を確認します。

不審な変化に気づくチェック

  • 知らない管理者や転送メールアドレスが追加されていないか
  • 検索結果にカジノ、薬品、外国語など無関係なページが出ていないか
  • フォーム通知や注文メールが急に止まっていないか
  • サーバー容量やアクセスが理由なく急増していないか
  • 顧客から不審メールや警告画面の連絡がないか

事故が疑われるときの順番

まず被害拡大を防ぎ、いつ何が起きたかの記録を保存します。慌ててすべて削除すると原因調査が難しくなるため、サーバー会社や保守担当へ連絡し、必要に応じてサイトの一時停止、パスワード変更、復元を行います。個人データの漏えいが疑われる場合は、個人情報保護委員会の案内に沿って報告・本人通知の要否を確認します。

よくある質問

小さなサイトでも攻撃されますか?

規模に関係なく、自動探索で古いCMSや弱いパスワードが狙われます。更新、認証、バックアップなど基本対策の継続が重要です。

無料バックアップがあれば安心ですか?

保持日数、対象データ、復元方法、復元費用を確認します。同じ障害の影響を受けない別の保存先があるとさらに安全です。

制作会社に全部任せてよいですか?

作業は任せられますが、契約名義、管理者一覧、更新範囲、緊急連絡先、バックアップの所在は事業主も把握します。

参考:IPA 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン第4.0版個人情報保護委員会 漏えい等発生時の対応

バックアップも含めてサーバーを比較

価格だけでなく、保持日数、復元、サポート、事業用メールを同じ条件で確認できます。

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