更新日:2026年8月3日
ホームページの文章は、うまい言い回しを考えることより、初めてのお客さんが知りたい順番で事実を並べることが大切です。まず7項目を短い文章で埋めれば、トップページ1枚の下書きができます。専門用語や大きな約束を足す前に、誰に何を提供し、いくらで、次に何をすればよいかを明確にします。
準備時間の目安:60〜90分で初稿を作る
必要な項目:対象者、悩み、サービス、料金、流れ、安心材料、連絡方法
文章量の目安:トップページ全体で1,000〜2,000字
公開前の確認:声に出して読み、家族や顧客1人に意味が伝わるか聞く
最初にメモする7項目
この段階では文章にせず、箇条書きで十分です。『高品質』『丁寧』『業界最安』のような誰にでも使える言葉は後回しにし、対応地域、所要時間、料金例、返信までの日数など確認できる事実を優先します。
- 誰向け:地域、業種、困っている状況を1つに絞る
- 悩み:お客さんが普段使う言葉で3つ書く
- できること:サービス名ではなく、依頼後の変化を書く
- 料金:最低料金、料金例、見積もりが必要な条件を分ける
- 流れ:問い合わせから納品・来店までを3〜5段階にする
- 安心材料:経験、資格、実績、対応範囲のうち事実だけを書く
- 次の行動:電話、予約、問い合わせのどれか1つを主にする
上から順に使える文章テンプレート
最初の一文
『○○市で、△△に困っている個人・事業者向けの□□サービスです』のように、対象、悩み、提供内容を1文にします。60〜100字を編集上の目安にします。
できること
『依頼すると何が変わるか』を3つまで並べます。機能名ではなく『営業時間外にも予約を受けられる』のように、利用後の状態で書きます。
選ばれる理由
年数、件数、資格、対応時間、地域など裏付けられる事実を2〜3個示します。実績が少ない時は、対応範囲や作業手順を具体的にします。
料金と含まれるもの
『基本料金○円。○○を含む。追加作業は見積もり』の順に書きます。税の扱い、交通費、キャンセル条件も必要なら近くに置きます。
依頼の流れ
問い合わせ、確認、見積もり、作業、納品などを3〜5段階にします。それぞれの日数や顧客側の準備物も添えます。
よくある質問
実際に聞かれやすい対象地域、納期、支払い、変更、キャンセルを3〜5問にします。売り文句ではなく判断に必要な答えを書きます。
問い合わせ案内
『料金表を見る』『空き状況を確認する』『相談内容を送る』のように、押した後に起きることが分かる言葉を使います。
文章量はページの役割に合わせる
トップページは全体像をつかむ場所なので、編集上の目安は1,000〜2,000字です。1サービスの説明は150〜300字、よくある質問は1問につき50〜120字程度から始めます。これは検索順位を決める公式基準ではなく、初稿を長くしすぎないための目安です。説明が足りなければ、サービス別ページへ分けます。
見出しは『サービスについて』ではなく『○○でできること』『料金と含まれる作業』のように、内容が予想できる言葉にします。Googleも、ページの内容を正確に表す固有のタイトルや明確な主見出しを推奨しています。
公開前の15分チェック
- 最初の画面だけで、誰向けで何ができるか分かる
- 料金または見積もり方法が書かれている
- 専門用語を、お客さんが使う言葉へ置き換えた
- 『詳しくはこちら』ではなく、リンク先が分かる文言にした
- 実績数字、最安、必ずなどの表現に根拠がある
- スマートフォンで1文が長く見えすぎない
- 問い合わせ後の返信目安と次の流れが分かる
公開後30日で直す場所
公開後は、問い合わせで実際に聞かれた質問をFAQへ追加します。Search Consoleで表示はあるのにクリックが少ないページはタイトルと冒頭を、アクセスはあるのに問い合わせがないページは料金、実績、連絡方法を見直します。一度に全部変えず、月に1か所だけ変更日を記録すると効果を比べやすくなります。
よくある質問
文章を書くのが苦手でも作れますか?
最初から文章にせず、対象者、悩み、料金、流れを箇条書きにしてください。その後にテンプレートへ当てはめ、声に出して不自然な部分だけ直せば初稿になります。
検索キーワードは何回入れればよいですか?
回数の正解はありません。タイトル、主見出し、冒頭でページのテーマが自然に分かり、本文が検索した人の疑問へ十分に答えていることを優先します。不自然な繰り返しは避けます。
実績が少ない場合は何を書けばよいですか?
件数を大きく見せず、対応地域、返信時間、作業範囲、確認手順、資格など現在示せる事実を書きます。公開できる事例が増えたら、顧客の許可を得て追加します。
参考:Google 有用で信頼性の高いコンテンツの作成/Google 検索結果のタイトルリンク/デジタル庁 リンクテキストのアクセシビリティ